中・高教師用ニュースマガジンとは、授業実践・指導法・研究・研修・ワークショップなど教師に「価値ある情報」を2000年3月から配信しています。ブログ暫定版として閲覧ください。
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1782号☆
                  2007年7月2日:月曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■「問題解決における言語感覚の育成」(3)飯盛直子 
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【連載】

■「問題解決における言語感覚の育成」(3)
―6つのステップを伝えるだけで子どもが考えるようになる!FPSP編―


                (NPO)日本未来問題解決プログラム 理事
                 飯盛直子  i_sakari@hotmail.com

6つのステップは以下。
本ステップを習得するのにFPSP(Future Problem Solving Program 未来問題解
決プログラム)の実践をご紹介しよう。これは、私が親として自分の子どもとその
友達に行ったコーチの記録でもある。

ステップ1 問題をあるだけ出す。
ステップ2 解決したい課題を立てる。
ステップ3 解決アイディアを出す。
ステップ4 ものさしをつくる。
ステップ5 ものさしを当てはめる。
ステップ6 解決計画を立てる。

教材には「問題」がたっぷり詰まっている。まず、最も身近な目に付く問題を見つ
け切り込んで行き、問題の本質に行き着くようにする。どのような問題が隠れてい
るかを考えながら読んでみよう。

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2017年,フィリップ郡では,新しいアイディアを試し良い教育を見つける実験
が進められている。個々の生徒の希望・ニーズに応えるために,当学区は9つのタ
イプの実験小学校を用意した。ある小学校はアートや美術に力を入れている。高い
学力(教科)をねらっていこうとする小学校もある。技術教育に特長がある小学校,
生きる力,技術・スキルをめざした学校,それに陸軍幼年学校もある。

最も変わった学校と思われるのは,クリスタル湖小学校。ストレスなし(緊張で健
康を害すること,気分が悪くなることをさけようとする)が特長。

廊下には穏やかな音楽。壁はパステル調カラー。ソファが置かれ,生徒用の落ち着
ける固有スペース有り。教室はいろいろな会議が開きやすいように設計しなおされ
ている。環境を最も良い状態にコントロールしてある小部屋がいたるところに用意。
生徒は小部屋の温度,明かり,座る位置,騒音の調節可能。

クリスタル湖小学校には時間を管理するチャイムはない。テストも,点数もない。
教師は,子どもの心の状態・ニーズをよく気づくことができるという基準で選出。
教師は,子どものクラスでのふるまいの観察をしっかり行う。先生と生徒の打ち合
わせを利用して,学習の問題があればはやく気づき,問題に対処しようとしている。
ストレスのないようにという方針に反するから,家庭に送られる書き物の成績通信
簿はない。

生徒が何かに不安を持つと,学校の中にあるバーチャルリアリティルームに入り,
処置を受けることができる。バーチャルリアリティルームでは,3本のマストのあ
る帆船やハングライダーに乗った気分になれ,20分もすると気持ちを静めること
ができる。

クリスタル湖の教育が効果を生んでいるかどうかとなると意見がいろいろある。

学校の平均欠席日数は生徒当たり6.4日から3.1日に低下し,フィリップ郡で一番の
成果。生徒は協力的である。すばらしい成果を出している生徒も多い。ある生徒は
小学生向けのミステリー小説を書き,それは直ちに出版されている。

ある親の発言,「恥ずかしがり屋だった娘が,幸せそうにしている,学習にも力が
入っている,友だちともおつきあいができるようになった」。心理学者たちは,ス
トレスなしのプログラムの良さをほめている。

しかし,良い結果ばかりではない。クリスタル湖小学校の子どもたちは,2018
年の州の学力テストで算数の点数が最低だった。一部の生徒の気持ちはたるんでい
て,難しい科目に挑戦しようとしないと先生たちは心配している。例の小部屋で寝
ている生徒もいる。1日中バーチャルリアリティルームですごしている生徒もいる。

クリスタル湖小学校の運営評議会の議長がこんな関心事を表明している「ストレス
のまったくない環境で生活していると大きくなって社会に出て,仕事についたとき
に,押しつぶされてしまわないか」

新聞にこの小学校の学力テストの結果が良くなかったという記事が出た後に,学校
を転校させてしまった親も少なくなかった。「クリスタル湖小学校の子どもは他校
の生徒よりもあまり勉強をさせられていないなんて」と先生に抗議した。だらけた
生活をたたき直すには,陸軍幼年学校に入れなければという親もいた。

学区の教育委員会は来年,全てのタイプの学校のようすを調べることになっている。
そして,郡として,どういう考え方の学校が良いのか,方針を決定しようとしてい
る。 たくさんの生徒,先生,親はクリスタル湖小学校がなくなってしまうのではな
いかと心配している。なぜなら,学力テストの結果がすべてを正しく表しているわ
けではないと思っているからである。この実験が続けられることを望んでいるのだ。

あなたの問題解決力を発揮して,2017年の時点で,フィリップ郡が生徒のため
に最高の教育を提供できるように解決アイディアを発想し,この教育の問題を解決
してほしい。
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【ステップ1 問題をあるだけ出す】

本学習は3人で解いた。それぞれが興味を持っていることから切り込んでいく。Aさん
は、クリスタル湖小学校の教育が現在行われている教育と違っていることに興味を覚
え、生徒の立場から以下の問題を出した。

・ クリスタル湖小学校では、テストも点数もないのならば、自分の実力がどれくら
いかが分からなくて気合が出ないかもしれない。
・ クリスタル湖小学校からほかの8つの小学校に行ったとき、ストレスが出るのは
同じなのでどの小学校にもいけなくなるかもしれない。
・ クリスタル湖小学校でどんな実力が伸びたのかが、生徒も生徒の親も分からない
かもしれない。

 Bさんは、クリスタル湖小学校や親の行動・立場を考えて、以下の問題を出した。

・ 一日中バーチャルリアリティルームで過ごす生徒もいるので、学校は一日何時間
に制限しようと考えているかもしれない。学校が部屋を使える時間を決めないのが問
題かもしれない。
・ 子どもがクリスタル湖小学校にいきたくて入っていたら効果が出たかもれないが、
まだ小さいときに、親や地域で勝手に決められたら、あまり効果が上がらないかもし
れない。
・ クリスタル湖小学校を卒業し、何年もたって社会に出て働くときに、小部屋や温
度や明かりなどを調節できないといやだとわがままを言ってほかの人を困らせるかも
しれない。育ってきた環境が違うので常識の差が大きいかもしれない。
・ クリスタル湖小学校ではいいと思っていることもほかの人からは「あまやか
し」などと思われているかもしれない。それぞれの学校の先生たちが協力し合えない
かもしれない。

Cさんは、さらに大きなフィリップ郡の教育の問題に言及した。クリスタル湖小学校
はひとつの例に過ぎないという立場であるから、まるで教育委員会の人のような考
えを持ち、問題を挙げる。

・ 郡の中にいろいろなタイプの小学校があり、比べても意味がないのに、他の学
校と算数などの普通のテストの成績を比べて、引け目を感じる生徒がいるかもしれ
ない。
・ 実験をして,未来で「これはいけない」となった学校の卒業生や生徒はその後
の人生が大変になるかもしれない。たとえば、算数ができずに仕事ができなかった
りバーチャルリアリティールームにいつもいるようになったり。
・ 家庭で学校の子どもの様子が分かっていないと、学校と家庭の教育の違いでス
トレスが出るかもしれない。

現実の問題としては、チームで問題だと思うことをメモしながら話し合って出して
いくので,このように一人が連続して問題を書き連ねることはないが、問題の深さ
から行くと、このABCの順になる。

それは、話し合いの口火を切るのがAさんの得意分野であり、それをもう少し考え
て発言するBさん、さらにずっと考察を重ねて、最後のほうに立て続けに自分の意
見を出すCさんの性格にもよる。それぞれの役割があって問題の指摘内容が深まる。

読者の皆さんは、どのような問題を見つけることができただろうか。油断すると、
クリスタル湖小学校の子どもの立場で終わってしまうのが、このFPSPの面白さで
あるともいえよう。

【ステップ2 解決したい課題を立てる】

チームで重要問題を1つ選び,(1)背景・(2)目的・(3)中心となる動詞・
(4)どこで・いつの時代に・どのトピックに関して,を使って表現する。これ
は,チームでひとつ考えるものである。

背景には,教育に関してチームが注目した事実がどの事実であったのかを書く。
目的には,問題解決の方向性を皆の思いで宣言する。例えば,教育者に教育の多
面的な観点を持たせる法律でどうにかしたいのがチームの思いなら,それを目的
に書く。中心となる動詞には,解決したいことがらをどうしたいのかを書く。

(1) 学校では親が受けたことがない教育が行われている。
9つのタイプの小学校は、それぞれ別の特別な教育を行っている。
(2) だから、
それぞれの学校で育った人の常識の差をなくしたり学校と学校や学校と家庭が協
力して子どもを育てたりみんなが一人ひとりの子どもを認めたりするために
(3) どうしたら、情報交換がうまくいくか
(4) 2017年から先の フィリップ郡において, 教育の問題として。
(1)事実を確認できる背景
   + (2)最も大きな目的
      + (3)中心となる動詞

教育の本質を突く課題ができている。ここまで、コーチしながらヘルパーを務め
ていた私は子どもたちがすとんと納得して、この課題を作ったことに驚いた。隣
で子どもたちの話を聞いていたもう一人の親さんも「うーん」とうなっていた。

もちろん、この課題が「正解」ではない。それぞれのチームの「解決したいもの
は別」にあるのだ。人生は、多くの重なっている課題を解決しつつ進むもの。だ
から、人それぞれの人生があり、人それぞれの幸せがあるように思われる。課題
を見つけ解決できる子どもは、そうでないよりはるかに幸せに近づくと感じられ
よう。そのために、この6つのステップを自分の子どもに伝えたいのだろうと、
今、振り返っている。


【ステップ3 解決アイディアを出す】

ここまで一時間ほどが経過しているが、解決アイディアを出すステップは、時間
がかからない。じっくりと問題と向き合ってきたからだろう。よく「難しいから
楽しい」と子どもたちが言う。ステップ3では、解決に向けて、うきうきしながら
アイディアを出すように見える。今回も楽しそうに以下の4つが挙げられた。

・ 9つの小学校の子どもが集まり、得意なことを発表しあう。
・ 子どもと先生と親が、それぞれの学校に行って見学する。
・ 学校通信やお便り(メール)などで交流する。HPで動画を配信する。
・ 教師同士の会議や教師と親の会議をする。

ステップ2で決定したように「情報交換をしたい」のだ。解決アイディアはすっ
きりとした形で見えている。


【ステップ4 ものさしをつくる】

判断の基準を自分たちなりにつけることを知らせて、ものさしをいくつかあげさ
せた。
・ もっともお金がかからない。
・ もっとも時間がかからない。
・ もっとも他の学校がよく分かる。
・ もっとも面倒ではない。
・ もっとも協力体制を取れる。

教育委員会的発想もここまで来ると見事である。5年生3人の子どもだと侮れない。


【ステップ5 ものさしをあてはめる】

先ほどのものさしに当てはめて10ポイントで点数化した。左から、金・時間・理
解の度合い・面倒でない・協力体制を取れるという点数である。学校では、4ポ
イント制にすることもあるが、10ポイント制だと、小さな違いを点数化できてい
い。話し合いながら点数の上げ下げをしてチームの考えとの一致を計る。

・ 9校子どもの集会   8  5  9  6 10 合計38
・ 学校間の見学     9  9 10  8  8 合計44
・ インターネット交流   7  10 8  9  3 合計37
・ 大人の会議      10  6  7  6  7 合計36

今回の解決アイディアは,学校間の見学となった。現実問題では,点数が高いも
のから順にいくつか実施していくだろうが、本プログラムでは一つだけの選択と
なっている。ここでは、学校間の見学をステップ6で解決することになる。


【ステップ6 解決計画を立てる】

さて,実現するにはどうしたらよいだろうか。子どもたちは、選ばれたアイディ
アの手立てを時間が早いものから順に書いていく。絵で説明してもいいだろう。
ここでは,だれが(どこが)それを行うかという主語を忘れずに入れるようにさ
せたい。独りよがりの文章にならないために。失敗を予想できたら,それも書く
とより実行できる計画になると思われる。

AさんBさんCさんの3人は、以下のように問題解決の実行計画を立てた。

『まず、それぞれの学校が自分の学校の教育を公開する日を8日間決める。その
学校の特徴がよく分かる授業や生活を見せるようにする。ほかの学校は、その
中の1日を選んで見学に行く。学校の先生と子ども、それに親も一緒に行く。

もしも公開が1日だけだったら、人が多すぎて見えなかったり常識が違う他校
の子どもと喧嘩をしてしまったりするかもしれない。だから、1校ずつ交流を
行う。同じ日に2校の見学が入らないように見せる学校が調整をする。』

解決の後は、毎回おやつを食べながら、あのときはこう思ったとかあの問題指
摘がよかったとか感想を言い合い、自分たちの出した結果に満足した様子が見
られる。

親は、よく解けた日もそうでない日も同じようにほめ、興味がある方向を見つ
めさせる発言を行ってきた。
「情報交換には、やはりお金はかけられないんだね」「フィリップ郡の子ども
たちは、どんな大人になるんだろうね」
「Aさん、今日は子どもの立場に立っていたね。やはり問題の基本となるね」
「Bさん、Aさんの話を受けてすぐに発言できたね。お母さんの気持ちが分かっ
ているなあと思ったよ」「Cさん、今日もじっくり考えたね。深いところの問
題指摘がよかったね」


最後に発言することが多いCさんをほめたときである。「ううん、ちがうよ。
ぼくが深い問題を見つけたんじゃなくて、その前にふたりが身近な問題をぽ
んぽん言い合ってくれるからじっくり考えることができるんだよ。これはみ
んなで解いているんだ。ぼくたちはチームだから」

本プログラムのよさは、ここにもある。
興味がおありでしたら、以下のアドレスで詳細をご覧ください。
http://www.geocities.jp/fpspjapan/


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===編集日記===

 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第1782号の発行です。

 前回に引き続き、わかりやすい。今回は前回以上に実践例が紹介されていること
も有り難いですね。それぞれの場や環境で使えそうですね。

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                  皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
                  sukaji@po.synapse.ne.jp
                  梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
  編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp   
    【発行部数1544名】(3/27)
◎バックナンバーURL
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【7月連載予定】

03 1782 「プロジェクト志向でいこう!」(20)若槻徹
      「教育とメディア考」(12)谷口泰三    
04 1783 「モスポイントたより」(46)クニコホール
      「こんなんもあります国際交流」(17)原田達明 
05 1784 「環境問題について」(53)枝廣淳子
06 1785 「教育実習のアラカルト」(4)上西 好悦(京都府)
      「エンターテインメント教育学」(6)上條晴夫  
07 **
08 **
09 1786 「鹿児島発 未来教育の扉」(6)梶原末廣
10 1787 「子どもたちのわくわくアート」(42)西尾環
      「末吉(すえきち)日記」(5)山口祐子
11 1788 「知の糧――人生途上で出あった本」(20)杉山武子
12 1789 「薫のデジタルにっし」(52)Slotsve堀内薫 
      「参加型学習の可能性」(18)鈴木隆弘    
13 1790 「一歩ずつ」(41)岩堀美雪
      「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(34)堂園晴彦  
14 **
15 **
17 1791 「ITのお世話の日記」(4)山之上 卓     
18 1792 「情報を追いかけて、情報に振り回されて」(40)石井清人
19 1793 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(181)高橋りう司
20 1794 「身体と心の元気スヰッチ」(4)山下 温
21 1795 【改題】「畑で見える教育学(仮題)」(12)木原ひろしげ 
22 **
23 **
24 1796 「数学まるかじり」(5)山崎直和 
25 1798 「目線を変えて見えた世界」(43)野元尚巳
26 1799 「国際理解来し方行く末」(41)高木洋子
27 1800 「子どもにいのちをどう教えたいか」(7)股村美里 
28 1801 「インディアナ発 ~シアワセな人生をデザインする~」(4)倉本陽子 
29 **
30 **
31【新連載】「中学校技術教員日記」脇田武志(鹿児島)

【8月は休刊いたします】

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【2007/07/03 22:07】 | 連載
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