中・高教師用ニュースマガジンとは、授業実践・指導法・研究・研修・ワークショップなど教師に「価値ある情報」を2000年3月から配信しています。ブログ暫定版として閲覧ください。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪
 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1696号☆
                   2006年9月24日:日曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
====★☆INDEX★☆==========================================================
■ 「薫のデジタルにっし」(49)Slotsve堀内薫
===================================================◆◇====================

【連載】

■ 「薫のデジタルにっし」(49)


                   Slotsve堀内薫 (米国ワイオミング州) 
                   kaorus@qwest.net




新学年が始まった。7:45から90分授業が2つ、ランチ50分、プラニング90分、最後
の授業90分で3:00に学校終わりのベルが鳴る。毎日、同じスケジュールで、日本語
レベル1、2、3を秋学期は教えている。生徒の数は約60人。放課後は、こまごまと用
事を片付けて、4時からは女性教職員希望者によるエクササイズのクラスへ行く。

このエクササイズのクラスがなかなかいい。少ないときは3人、多いときは10人以上
集まり、体育で使うトレーニングルームに集合し、一時間弱バックミュージックありで、
ダンベルやメディスンボールなどを使いながら、和気あいあいとエクササイズ。先生も
普通の顔に戻って、わいわい言いながら。たまには仕事などに不満も出るが。

アメリカの大半の高校には職員室らしきものがなく、自分が教える教室が自分のお城
(?)になる。だからこそ、教室のデコレーションに凝ったり、小さい冷蔵庫や電子レン
ジまで置けたりするのだが、下手すれば一日中教室にこもって、同僚たちと言葉をか
わさない日も出てくる。まさしく高校という建物の中に入っている個人商店という感じ。
そんな中で、このエクササイズのクラスはちょっとした交流に役立っている。

近くの小学校や中学校から参加されている先生もいて、ウォーキングしながらいろい
ろ話を聞く事もあり、また高校とは違う問題やシステムを知る事ができる。あるときは、
町の噂。スーパーやファストフードの店での従業員募集の際にするドラッグテストで、
8割以上が陽性と出て、雇う訳にはいかず、よって今、町は従業員不足だったりする
のを知ったのも、ウォーキングの時の無駄話から。

約一時間弱のエクササイズで、心身ともに授業のことから離れる事が出来る。この切
り替えがとてもいい。その日に起こったことを寝るときまで引きずり、疲れきった頭で
次の日に学校に向かう、ということもよくあった私。それがこのエクササイズで、ずい
ぶんふっきれることが出来る。新しい気持ちで学校に向かう事が出来る。

次の日の準備も4時までに終わらせるために、集中できる。多少、やり残した事があ
っても、エクササイズのクラスが終われば家に帰る。家へ仕事は持ち帰らないように
しているので、次の日は朝早く学校に行き、やり残しを片付けるようにしているが。
(それでも追いつかないときは、エクササイズのクラスを休む。こういったことが週に
一回はある。)

とりあえず、学校が始まって一ヶ月。エクササイズのクラスのおかげで、一日のリズ
ムがうまく行っている。三日坊主の私がいったいいつまで続けられるのか分からな
いが、今年度の新しい試みという事で。

話はそれるが、去年は全くやらなかったprofessional development(教員の研修のよ
うなもの)を今年はやり始めた。今、取っているクラスは週に一回、晩二時間。外国
語教授法というクラスだが、理論はさらっと、教室での応用に重きをおいている。

全米の教える事が上手な外国語教師十数人の授業内容などを収録したビデオシリ
ーズを見たり、それに関する論文などを読み、自分の経験やアクティビティについて
シェアしたり、ディスカッションしたりするもの。

これが割とおもしろい。実用的な内容なので、やろうと思えば次の日から自分のクラ
スで試す事ができる。同僚がいろいろなことをしているのを知り、「私もがんばろう!」
という気にさせられるし。

もう一つのクラスは、社会科教師対象だが別に他教科でもいいとのことで来週参加
することになっている。金曜日と土曜日の丸二日、州内外の教授や研究員を招いて
のセミナー。

一回目は、第二次世界大戦。子供たちへの影響力大の先生たち対象のセミナーで
いったいあの大戦がどのように、いろいろな角度から分析されるのか、その教授た
ちの見方も聞いてみたい。(正直、このテーマのときほど、私に英語力とディベート
能力があれば!!と心の底から思う時はない。

アメリカの大学時代の授業で、クラスメートに日本をけちょんけちょんに言われ、社
会科教師希望のクラスメートでさえ、アメリカ善、日本は悪という単純な図式でとら
えていることにショックを受け、「それはちょっと、、、」と思ったものの、ろくに反論で
きなかった私。)

また、話はそれるが、今年も日本からアシスタントの方に来ていただいている。ミシ
シッピーのクニコさんのところへは頼もしそうなアシスタントの方が十月から来られ
るそうだが、私のアシスタントT先生は9/5に荒野のうちの町へ着いた。今のとこ
ろ、「生徒たち、かわいいですね。薫先生からうかがっていたので覚悟してきました
が、思ったよりも素直で安心しました。」と言っていただけてホッ。


=================================================◆◇======================
スポンサーサイト

【2006/09/24 18:36】 | アーカイブ
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。