中・高教師用ニュースマガジンとは、授業実践・指導法・研究・研修・ワークショップなど教師に「価値ある情報」を2000年3月から配信しています。ブログ暫定版として閲覧ください。
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1700号☆
                   2006年9月28日:木日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■ 【新連載】「教育実習のアラカルト」上西 好悦(京都府) 
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【新連載】

■ 「教育実習のアラカルト」(1)


                   上西 好悦(京都府) 
                   uenishi@mud.biglobe.ne.jp



◆1年間に教育実習を受ける学生の数はどれくらいなんだろう、


 1年間に教育実習を受ける学生の数はどれくらいなんでしょう?
 ふと疑問が浮かび調べることにしました。さっそく文部科学省のサイトで検索しまし
たが、なかなかヒットしないのです。あんまり検索が得意とは言えないですが、それ
にしてもデータが見つからない。

そこで本校の教頭に知恵を借りに行くと、なんと簡単に解決しました。
僕はストレートに「教育実習数」etcで検索していましたが、僕の検索した用語がダメ
だったんです。

教頭と話すうちにひらめいたのが「教員免許取得者数」。
なんでこれが浮かばなかったの~、と自分に恥じながら検索すると、少し古いですが、
お目当てのデータが見つかりました。3回生と4回生の時に実習を設定している学校
が多いと思いますが、卒業時に教員免許を何人が取得したかについてのデータです。

中央教育審議会初等中等教育分科会のデータ
「養成機関別の免許状取得者数及び教員就職者数」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/gijiroku/021/05062903/san001/007.htm


 幼稚園教諭の免許も含まれているようなので、短期大学及び指定教員養成機関で
の取得者が多いという数値が出ています。幼稚園教諭の免許を取得する学生が多い
のですね、そして採用率も高いことに驚きです。僕の話は中高+小学校での教育実
習経験が中心で、幼稚園については経験もなく語れないのが残念です。
 

 さてさて、小中高のべにして134060名の学生が取得している教員免許ですが、どの
様な大学での指導(単位取得)や現場での教育実習を受けているのでしょうか。常々
この点に関心があり、指導に関する内容と進め方、疑問や代案についてまとめてみ
たいと考えていました。

 134060名の学生が取得していると言っても、中高2つ同時に取る学生も多いですね。
教育実習生としての数はもう少し減りますが、教員免許をとりあえず取っておこうとい
う学生も多いですから、児童生徒数は減っていますが、実習希望者は今後激減する
とは思えません。

 もし自分が教育実習生を受け持つことになったら、と少し不安に思われる先生方も
多いと思います。また母校実習の見直しから、今までと違いまったく縁のない学生を
担当する機会も増える可能性があります。日々の仕事で一杯いっぱいなのに、さら
に教育実習の指導が加われば身が持たない・・・、というのも現実です。

 「教育実習アラカルト」では、そんな先生方の支援を考え、教育実習の現実的な進
め方等を授業作りを中心に述べていきたいと思います。中学校所属なので高校の先
生方の意に添わない内容もあるとは思いますが、おつきあいをお願いしたいと思い
ます。

 勤務校が教育大学の附属中学校と言うことで、実習に関する質問を受けることが
あります。また、僕からもアンケート形式で質問を返す等、実習を受ける立場からの
声も集めてきました。実習を受け入れる側の教師と学生の双方からの視点で考察し
たいと思っています。
 


◆教育実習生との時間の生かし方

 実習生を初めて見たときにどの様な思いを持つかということは、よほどの聖人でな
いかぎり、その後の実習期間中の気持ちに影響してしまいます。前もって連絡はして
いるものの、服装や身だしなみは気になるものです。学生の立場からもいろいろな思
いがあって、学生達もかなり気にしながら当日を迎えると、言うことです。もし事前に
会う機会があるなら、そのようなことはちゃんと伝えた方が学生にとっても良いと思い
ます。


 さて、「教育実習生との時間の生かし方」と表題を挙げました。確かに教育実習生を
受け入れるということの負担は大きいものです。その負担は帰宅時間の遅れに直結し
てしまうかもしれません。それを考えると気が重くなるのも当然かと思います。そんな
思いがあるのは百も承知で今回提案しておきたいことは、この教育実習期間を自分
の為に生かしましょう!ということです。

 学級経営においても、生活指導においても、そして教科指導においても、実習生に
語るにはそれなりの根拠・裏付けが無ければ説得力が無いわけです。今までの自分
の教師生活を確認する期間として、教育実習生とつきあいましょう。教育実習期間
中に語るノウハウは、教師としての自分がベースとなります。

 実習期間中に自分を振り返ることは、教師としての自分を客観的に見直せることに
なるのです。そう考えると、実習生に語りながらも自分に言い聞かせている、という場
面もあるはずだと思います。僕自身にもそういうこともありますし、そう言う風に考え
ることで、実習期間もポジティブに乗り切ることができているのです。
 

◆連載のスタートにあたり 

 今回、梶原さんに声をかけていただいて、教育実習についてのあれこれを書かせて
いただくことになりました。その1回めの原稿を掲載していただくのが「1700号」という
ことで、僕はなんだかラッキーな気持ちで喜んでいます。キリ番はあまり日頃気にし
ないのですが、自分が踏ませていただくとなると、やはりうれしいものですね。今後と
もよろしくお願いします。




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【2006/09/28 18:31】 | アーカイブ
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