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■「教育とメディア考」(10)谷口泰三
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 梶原末廣@インターネット編集長です。おかげさまで前号で創刊1700号の発行を
終えました。これもひとえにご愛読いただいております読者の皆様、そして何よりも
ご多用の中健筆をふるってくださった方々のお力があればこそです。深く感謝申し上
げます。新たな気持ちで編集・発行して参ります。今後ともご愛顧の程、よろしくお願
い致します。
2006.9.28
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【連載】

■「教育とメディア考」(10)


谷口 泰三(ジャーナリスト:東京都)
inui@mbp.nifty.com


◆ 「学校ホームページ」シリーズその1


◎ページから人影が消えていく◎


ここ10年ほど学校ホームページを断続的にウオッチングしています。ホームページを
通じて学校の様子がよく分かります。特に校内での子どもたちの生き生きした姿は日
常的には見る機会がないだけに、保護者らにも関心を持って見る人が少なくありませ
ん。ところが、ホームページから人影が消え始めているのです。

今回は新潟県の中学校を訪問してみました。全体に写真の数がますます減っていま
す。生徒の姿が後ろ向きやボカシならまだしも、生徒の写真自体が1枚もない学校が
何校も見つかりました。フロントページに自慢の校舎の写真が1枚あるだけ、という具
合です。まるで申し合わせがあるようにどの学校も同じ状態という市もあります。

写真が少ない学校のホームページは、コンテンツもなべて貧弱な印象です。生徒の
写真掲載自粛の掛け声に隠れてホームページを充実させる努力を放棄しているの
では、とさえ疑いたくなります。ただ、それは言い過ぎで、学校が様々なプレッシャー
にさらされているのは間違いありません。


学校ホームページについて取材を進めていて気付くのは、ページが充実するかどう
かはひとえに学校長の理解度にかかっている、ということです。校長がホームページ
で地域に学校を説明していくことの大事さを理解していればいいのですが、逆にITに
反感を抱く校長も少なくないのです。

また「学校を開く」ことへの不安が大きいのだろうと感じることも多くあります。最近も
ある中学校のホームページに勉強質問コーナーができてすぐに閉鎖になった例があ
りました。

子どもたちが掲示板に勉強について質問を書き込んで、先生方がそれに答えると言
う意欲的なコンテンツでしたが、アダルト系の書き込みがされたことで校長の廃止命
令が出たということでした。担当の先生はこまめに掲示板を監視していなかったこと
を悔やんでいましたが、態勢ができるまで少しの猶予もできなかったのでしょうか。

教育委員会や校長の無理解に拍車をかけているのが05年春から完全施行された個
人情報保護法の存在です。なんでも消しておけば安心、と生徒の姿がホームページ
から姿を消していきました。


昨年のことですが、新聞で「生徒の姿が見えるページ作りを進めている中学校」とい
う紹介記事を見て、甲信越地方のある中学校ページを訪ねて驚きました。人物とい
えば校長さんの顔写真が1枚きり。生徒は1人として登場しません。「いったい何が
あったのだろう」。

キツネにつままれた気がしました。記事掲載は5月。ページの最終更新履歴は7月
ですから、この間に何かが起きて変化があったのでしょう。問い合わせ取材をしても
困惑する学校側の顔が見えるようで確かめの電話を入れませんでしたが、たぶん
校長か教育委員会あたりから「目立ち過ぎじゃないの」と圧力がかかったのだと思い
ます。新聞記事がマイナスに作用することはままあります。


「目立たない」という信条とホームページの機能は相反します。しかし、よく事情を聴
いてみると「目立つことの危険」がほとんど吟味されずに危機管理が先行しているケ
ースがほとんどです。「万一」の中身が議論されないまま、「何か起きたとき誰が責
任を取るのか」という方向に流れてしまいがちなのです。


例えば、名前は書かないで女子生徒のアップ写真を掲載したとしましょう。そのとき
想定される事態はどういうものがあるでしょうか。生徒の顔に裸身の写真を合成する
イタズラ写真が公開されたり、あるいは最悪の場合は誘拐が想定されます。

こうした犯罪への対処法はあるか、絶対に回避できないことなのか、などの議論が
徹底されないとホームページに写真が載ることの負の部分ばかりが際限なく拡大さ
れてしまう恐れがあると思います。

しかし、この議論は学校だけでなく社会全体で行なう必要があります。結果的に学
校だけを責めればいい、というのでは学校は逃げ腰にならざるを得ません。

女子生徒のアップ写真について、どんどん載せたらいいのでは、というのが私の見
解ですがそのことについて論じるのはまたの機会にします。校内や通学路、地域社
会を含めた子どもの安全対策全体を語ることになりますから。ただ、よく見られる保
護者の掲載承認を取る努力だけでは責任の転嫁に終ってしまい、解決策にならな
いということは指摘しておきたいと思います。

学校ホームページから人影が消える原因は個人情報保護法だけではありません、
基本的には学校ホームページの意義が学校経営の中できちんと認められていない
ところにあるのではないでしょうか。このシリーズではしばらくの間、学校ホームペ
ージの現況を報告していきたいと思います。

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 谷口 泰三(ジャーナリスト)
 教育タイムイズ http://www.taizou.org
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【2006/09/29 18:26】 | 教育全般
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1700号☆
                   2006年9月28日:木日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■ 【新連載】「教育実習のアラカルト」上西 好悦(京都府) 
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【新連載】

■ 「教育実習のアラカルト」(1)


                   上西 好悦(京都府) 
                   uenishi@mud.biglobe.ne.jp



◆1年間に教育実習を受ける学生の数はどれくらいなんだろう、


 1年間に教育実習を受ける学生の数はどれくらいなんでしょう?
 ふと疑問が浮かび調べることにしました。さっそく文部科学省のサイトで検索しまし
たが、なかなかヒットしないのです。あんまり検索が得意とは言えないですが、それ
にしてもデータが見つからない。

そこで本校の教頭に知恵を借りに行くと、なんと簡単に解決しました。
僕はストレートに「教育実習数」etcで検索していましたが、僕の検索した用語がダメ
だったんです。

教頭と話すうちにひらめいたのが「教員免許取得者数」。
なんでこれが浮かばなかったの~、と自分に恥じながら検索すると、少し古いですが、
お目当てのデータが見つかりました。3回生と4回生の時に実習を設定している学校
が多いと思いますが、卒業時に教員免許を何人が取得したかについてのデータです。

中央教育審議会初等中等教育分科会のデータ
「養成機関別の免許状取得者数及び教員就職者数」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/gijiroku/021/05062903/san001/007.htm


 幼稚園教諭の免許も含まれているようなので、短期大学及び指定教員養成機関で
の取得者が多いという数値が出ています。幼稚園教諭の免許を取得する学生が多い
のですね、そして採用率も高いことに驚きです。僕の話は中高+小学校での教育実
習経験が中心で、幼稚園については経験もなく語れないのが残念です。
 

 さてさて、小中高のべにして134060名の学生が取得している教員免許ですが、どの
様な大学での指導(単位取得)や現場での教育実習を受けているのでしょうか。常々
この点に関心があり、指導に関する内容と進め方、疑問や代案についてまとめてみ
たいと考えていました。

 134060名の学生が取得していると言っても、中高2つ同時に取る学生も多いですね。
教育実習生としての数はもう少し減りますが、教員免許をとりあえず取っておこうとい
う学生も多いですから、児童生徒数は減っていますが、実習希望者は今後激減する
とは思えません。

 もし自分が教育実習生を受け持つことになったら、と少し不安に思われる先生方も
多いと思います。また母校実習の見直しから、今までと違いまったく縁のない学生を
担当する機会も増える可能性があります。日々の仕事で一杯いっぱいなのに、さら
に教育実習の指導が加われば身が持たない・・・、というのも現実です。

 「教育実習アラカルト」では、そんな先生方の支援を考え、教育実習の現実的な進
め方等を授業作りを中心に述べていきたいと思います。中学校所属なので高校の先
生方の意に添わない内容もあるとは思いますが、おつきあいをお願いしたいと思い
ます。

 勤務校が教育大学の附属中学校と言うことで、実習に関する質問を受けることが
あります。また、僕からもアンケート形式で質問を返す等、実習を受ける立場からの
声も集めてきました。実習を受け入れる側の教師と学生の双方からの視点で考察し
たいと思っています。
 


◆教育実習生との時間の生かし方

 実習生を初めて見たときにどの様な思いを持つかということは、よほどの聖人でな
いかぎり、その後の実習期間中の気持ちに影響してしまいます。前もって連絡はして
いるものの、服装や身だしなみは気になるものです。学生の立場からもいろいろな思
いがあって、学生達もかなり気にしながら当日を迎えると、言うことです。もし事前に
会う機会があるなら、そのようなことはちゃんと伝えた方が学生にとっても良いと思い
ます。


 さて、「教育実習生との時間の生かし方」と表題を挙げました。確かに教育実習生を
受け入れるということの負担は大きいものです。その負担は帰宅時間の遅れに直結し
てしまうかもしれません。それを考えると気が重くなるのも当然かと思います。そんな
思いがあるのは百も承知で今回提案しておきたいことは、この教育実習期間を自分
の為に生かしましょう!ということです。

 学級経営においても、生活指導においても、そして教科指導においても、実習生に
語るにはそれなりの根拠・裏付けが無ければ説得力が無いわけです。今までの自分
の教師生活を確認する期間として、教育実習生とつきあいましょう。教育実習期間
中に語るノウハウは、教師としての自分がベースとなります。

 実習期間中に自分を振り返ることは、教師としての自分を客観的に見直せることに
なるのです。そう考えると、実習生に語りながらも自分に言い聞かせている、という場
面もあるはずだと思います。僕自身にもそういうこともありますし、そう言う風に考え
ることで、実習期間もポジティブに乗り切ることができているのです。
 

◆連載のスタートにあたり 

 今回、梶原さんに声をかけていただいて、教育実習についてのあれこれを書かせて
いただくことになりました。その1回めの原稿を掲載していただくのが「1700号」という
ことで、僕はなんだかラッキーな気持ちで喜んでいます。キリ番はあまり日頃気にし
ないのですが、自分が踏ませていただくとなると、やはりうれしいものですね。今後と
もよろしくお願いします。




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【2006/09/28 18:31】 | アーカイブ
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1698号☆
                   2006年9月26日:火曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
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■ 「知の糧――人生途上で出あった本」(16)杉山武子
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【連載】

■ 「知の糧――人生途上で出あった本」(16)



                     杉山 武子(鹿児島県)
                     iizumi@mvj.biglobe.ne.jp

  
★森崎和江著『闘いとエロス』★


福岡県南部の筑後平野、水田地帯の真ん中に生まれ、レンゲ畑や稲わらの山を遊
び場にのんびり育った私を、社会という大人の世界へ目を向けさせたのは、10歳の
ときの「60年安保」でした。国会議事堂を取り巻く幾万のデモ隊、翌日の樺美智子さ
んの大きな遺影を掲げて行なわれたデモ行進。そのニュースをテレビで見ながら、
何ともいえない不安と胸騒ぎに襲われたことを、今でもありありと思い出すことがで
きます。

それは大人たちの作っている社会へやがて私も放り込まれる、本能的な不安だった
のかもしれません。当時福岡県には、南部の大牟田に三井三池炭鉱、北部には日
本最大の筑豊炭田があり、それぞれ大規模な労働争議が起きていました。それは
政府が石炭から石油へエネルギー政策の転換に踏み出したことに端を発する炭鉱
労働者の合理化反対闘争でしたが、当時の私は、もちろんそんなことを知る由もあ
りません。

「60年安保」の少し前、筑豊を拠点に詩人谷川雁を中心にした「サークル村」の活動
があり、機関誌『サークル村』があったことを私が知ったのは、国文科の学生だった
18歳のときでした。近代文学の講義をされれていた境忠一先生から、大学院生の
ころ「サークル村」のことを調べに谷川雁と森崎和江の同居先を訪ねたというエピソ
ードを、興味深く聞いたときです。

同じころ私は、社会人中心でスタートした文芸雑誌に加えてもらい、同人となりまし
た。大人の彼らの口から、たびたび谷川雁や「サークル村」の話題が出ました。同
人には筑豊出身の人もいたし、30代の同人たちはみな、組合活動に熱心な労働
者たちでした。その1968年当時、「東京へ行くな」と言った本人の谷川雁は筑豊に
居場所が無くなってとっくに東京へ去り、機関誌『サークル村』の終刊から7年ほど
たったころでした。

私が学生を終えたころ、森崎和江の『闘いとエロス』が出版されました。折りしも日
本は「70年安保」とも相まって、全国の大学で学園紛争が起きていました。「サー
クル村」運動とそこから派生した炭鉱労働者の闘いの光と影を当事者の目で描い
た『闘いとエロス』は、当時、地元福岡ではセンセーショナルにマスコミでも取り上
げられていました。

しかしその評判から、私は逆にその本にある先入観を持ってしまい、敬遠して読
みませんでした。まもなく就職した私は、職場環境の改善や男女平等の運動の
必要性から、職場の労働組合活動に参加するようになり、そこから派生する様々
な問題、組織の問題に直面することになりました。そのときになって私は、あらた
めて『闘いとエロス』を読みたいと思ったのです。早速手に入れると<まえがき>
にこう書いてありました。


  1960年前後に九州の筑豊炭田を主たる舞台にして機関紙「サークル村」
  を発行し、サークル活動が展開した。またそれに引き続いて労働運動
  がサークル村会員を軸にくりひろげられた。それは大正炭鉱を閉山に
  追いつめる大正行動隊の闘いであった。私はその両方に関連した関係
  上、この一連の運動を総括すべく幾度かペンを持ち、そして幾度も中
  断した。(中略)

  誰もがこの変動期に自己をぶっつけながら家族を養い、またくりかえ
  し起る挫折に堪えてもいるのである。私は筑豊炭田自体が夢幻のもの
  となるまえに、その特異な地域で闘われた集団やその背景を可能な限
  り残しておくことにしたい。


本文は事実にフィクションを加えた部分と、資料による記録を織り混ぜて展開し
ます。当時私は仕事の傍ら、同人誌に詩・小説・エッセイなど習作を書いて、自
分の目指すべき方向、書くべきものについて試行錯誤を繰り返していました。
『闘いとエロス』はそんな私に、書くということの凄まじさを、恐ろしいまでに容
赦なく突きつけたのです。書くことの本質に迫るには、ここまで赤裸々に自分を
曝け出さないといけないのか? それは物を書く行為を、根本から考え直さな
いといけないほどの衝撃でした。

「大正行動隊」の闘争に関する記録には、あまり興味はありませんでした。主な
登場人物の室井と契子、つまり谷川雁と森崎和江の共同生活のあり方、その
討論、その男女の関係性は<はじめに>に虚実取り混ぜて書いたとあるよう
に、どこまでが事実でどこがフィクションかは不明です。しかしフィクションを用
いてまで著者が書こうとした真実のいったんは、著者と同じ女性という共通点
において、私は共感する部分も多かったのです。

特に、組織の中で起きた性にまつわる悲惨な事件、そして活動に邁進する同
志であり、共同生活する男女でもある室井と契子のエロスに関わる拮抗の激
越さには、たじろいでしまいました。まだ独身だった私には、産む性とそうでな
い性の違い、愛していてさえ理解し合えない部分があるという現実、その根源
を見せ付けられたのです。

フィクションも混じっていると思われる場面で、契子が労働者に直接働き掛け
ていることを嫌う室井が、契子にこう言います。


 「おれの組織だ。あれはおれの私兵だ。おれの私兵をこそこそ組織す
  るな。分派を形成して何をやる気だ!」
  といった。
 「ばかなこと言うの止して。組織を私有視するものではないわ。あな
  たがそんな発想にとどまってるから、彼らが離れていくのよ。
  とにかくあたし、みんなの前で話す。会議を招集します」


そんなやりとりのあと室井は、今後いっさい、おれの組織に近づくな!と言い
ます。そして、室井のやり方に反論する契子に対し、室井の「それこそ君の詭
弁だ。おれは大学出だぜ。詭弁なんざ無限だよ。おれの弁論におまえが勝て
るとでも思っているのか」という言い負かし方。進歩的な男性であるはずの室
井でさえも、と、最初に読んだ20代の私は大いに考えさせられたものです。こ
れは現代社会の男女の関係でも、まだ解決されていない問題を孕んでいるの
ではないかと。

例えば外では紳士的にふる舞っている男性も往々にして、家に帰れば旧来の
男性と同じ暴君的存在であるとういう、いわゆるダブルスタンダードという言い
方があります。活動家室井と契子の関係は、読み流すと一見そのように取れ
なくもありません。しかし「サークル村」に関心を持ち、いろいろな本を読んで
いく中で、室井と契子の関係をダブルスタンダードと浅く捕らえてしまっては
「サークル村」活動を正しく理解することはできない、私がそのことに気付いた
のは最近のことです。


私が最初に『闘いとエロス』を読んで約30年経った数年前、福岡在住の元
「サークル村」会員を中心に、若い世代も加えて「第Ⅲ期サークル村」が3年
の期限付きで発足しました。機関誌『第Ⅲ期サークル村』も終刊号の12号を
残し、現在まで11号が発行されています。この第Ⅲ期には、「サークル村」
から育った森崎和江や石牟礼道子の九州在住作家の元会員の参加は、残
念ながらありません。彼女達の中では、もう「サークル村」は過去のことなの
かもしれません。

「第Ⅲ期サークル村」には縁あって私も始めから参加していますが、最後の
3年目も終わろうとしているこの秋、熊本の阿蘇で読書会を兼ねた合宿が行
なわれました。旧サークル村に直接関わった人は3名だけの参加でしたが、
呼びかけに応えて北海道から沖縄までの全国から、『第Ⅲ期サークル村』会
員さんの参加が多数ありました。特に20代、30代の若い人達の参加もあり、
70代までの幅広い年齢層が一同に会した2日間の合宿は、とても刺激的で
充実したものでした。討論の内容は、記録として残す予定になっています。

『闘いとエロス』が出なければ、谷川雁はあんなふうにはならなかった、とこ
ぼした元会員の声も私は聞きました。またこの本の資料的な価値や内容に
ついて、本名・仮名で登場する関係者には必ずし良い評価ばかりではない
ようです。しかし私にとっての『闘いとエロス』は、反対の声に抗してでも書
かざるを得なかった意思の強さ、書くことの命がけの厳しい一面を若い日
の私に教えてくれた、大切な本なのです。

 ※引用は ・森崎和江著『闘いとエロス』 三一書房刊
        1970年5月31日 第1刷発行  850円 より

 ※文中敬称略
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杉山武子の近刊本ご案内 
《書くこと》の意味を問いつづけ、明治の文学を先駆けた素顔の一葉物語。

『一葉樋口夏子の肖像』杉山武子著
10月20日発売  績文堂
46判270頁カバー装/本体1800円+税

明治の天才女流作家としてではなく、たった一つの恋も捨てて書くことに
命をかけた一葉の一生を、もっと自分の引き寄せ、明治という時代の中
で生き、悩み、喜び、輝いた一葉樋口夏子を、等身大の一人の女性とし
て捉えてみたい。(著者)
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【2006/09/26 18:33】 | 教育全般
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1697号☆
                   2006年9月25日:月曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■ 「プロジェクト志向でいこう!」(16)若槻徹 
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【連載】

■ 「プロジェクト志向でいこう!」(16)


               若槻 徹(島根県浜田市立宇野小学校)
               waka@bs.kkm.ne.jp


◆校内パソコン研修会の講師への感想

夏休みの最終日8月31日に、市内のある学校の校内パソコン研修の講師をしてきま
した。


ホームページ作成の研修で、初心者を含む約20名の先生たちに2時間ぐらいで教え
るというものでした。研修時間が短く、先生たちのPCのレベルもバラバラで、講師は
私一人というという厳しい条件の中でしたが、全員の先生に「役に立った。」「これから
HPを作っていきたい。」という感想を書いてもらいました。


~~~~~~~~~~~~~~~~先生たちの感想から~~~~~~~~~~~~~~

・はじめての者にとっては、時間もかかるだろうし、分からないことがたくさんあって、
質問したくなりました。今日の研修は、時間は短かかったですが、一人一人のペース
で、今後何とかしてHPが作成できるようになりたい!できるようになるだろうと思え
るような時間だったと思います。今後の自分の可能性をもつことができました。あり
がとうございました。

・各学年、先生方の作られたページを見て、こんなページで紹介できたらという気持
ちがわいてきました。ホームページ作成者も開いて見てくださる方にもお互いに楽し
く喜んで頂けるものになったらと思います。ホームページ作成の楽しさを教えていた
だき、ありがとうございました。

・コツのところの話で「一斉に作る時間をとる」ということがとても大切だと思いました。
今日はそういう時間をとっていただいたおけげで、ホームページ作成の楽しさを味わ
うことができました。この人数なので(20人)ひっぱりだこでした。きっと大変だったの
ではと思います。慣れていないので時間がかかってしまったけれど、他の方が作った
作品を見ると、自分も(その工夫まねてみたい。)と思い、前向きな気持ちをもちました。
ありがとうございました。パソコンっていろいろなことができるのですね。はあ、すごい
です。ポートフォリオの本が気になりました。

・職員全員がホームページ作成のスキル、やり方を学んでもらえたのが何よりうれしい
です。○○小ホームページを作り、アップさせること以上に更新することが大変なので
す。これで、学年、各分掌等のページが充実しそうでうれしいです!全体のトーンは学
校として統一したいですが、学年のページ、各担当のページは、それぞれの担当者が
個性を出して作る方が、楽しく、広がりができていいなと思いました。今回の研修は、
○○小にとって大変有意義でありました。ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


◆研修のプレゼン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         研修のプレゼンテーション  (最初の説明)
------------------------------------------------------------------------------

1.研修会のテーマと研修会のテーマとゴール 【テーマ・ゴールの確認】

 ★テーマ:ホームページっていいなあ。作ってみよう!と思ってほしい。
 ★ゴール:○○小の本年度のホームページをみんなで作る!

これを示しておくことは、大切です。

------------------------------------------------------------------------------
2.研修会のスケジュールを確認       【流れの確認】

9:30ー10:00 「ホームページを作るには…」
  ・なんのために作るの? ・作るためのコツは?
 ↓
10:00ー11:20 ホームページ゙作成作業
・各自の作業 ・教え合って作りましょう!
 ↓                    【成果物を生み出す】 
11:20ー11:40 ○○小ホームページ゙の発表    【発表会~相互評価】
・作ったページの共有 ・できたらアップ   
 ↓
11:40ー11:50 研修会の振り返り(評価)    【自己評価】

研修の流れを示しておくことも大切です!

------------------------------------------------------------------------------
3.何のために学校のホームページを作るの?

○○小の活動や子どもの様子が知りたいなあと思っている保護者や地域にとって
は、○○小のホームページは、役に立つ!そして、○○小は、保護者や地域と連
携していこうとしている!と思ってもらえる。「開かれた学校」として情報発信が必
要。HPはその一つとして大変有効です。

------------------------------------------------------------------------------
4.学校のHPの役割
(1)「開かれた学校」として情報発信が必要
  →「学校便り・学年便り」として

(2)「子どもの学習成果を発表する場」に!
  →発表会の“模造紙”として

(3)学習の「交流の場」に!
  →授業に使う!

(1)は普通レベル“銅メダル”級
(2)は上級レベル“銀メダル”級
(3)は最上級レベル“金メダル”級
できれば、銀や金をめざしましょう!

------------------------------------------------------------------------------
5.だれでも簡単に作れるように
★作るためのコツ作るためのコツは?
・テンプレートを作っておき、写真や文字を変える。
・全校で一斉に作る機会(時間)をつくる。
・「学年(学級)通信」を載せる。

 このあと私の実践例を紹介しました。

------------------------------------------------------------------------------
6.実際に作る前に… HPの作り方のポイント
★ワープロとの違いは?  

(1)仕組みがちょっとちがう→保存やリンクに注意!
 ・HPは、文字や画像の寄せ集め(バラバラのまま)

(2)写真などが自由にレイアウトできない→表をうまく使う!
 ・「どこでも配置モード」を使ってもOK

(3)名前の付け方に注意 →半角英数で!
 ・日本語だとインターネット上で表示されないことも…

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7.実際に作ってみます

(ホームページ作成ソフトを使って実際に作るのを見てもらいました。素材の写真
は、当日の朝撮らせてもらった先生たちの写真を使って)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆スキルアップよりモチベーションアップを!

私が、この研修会について事前に次のようなプランを考えていました。

◎最優先課題は、いかにモチベーションをアップさせるか。

先生たちのやる気を引き出し、HPを作ってみたい!と本気で思わせるには…?い
ろいろ作戦を考えました。

・まず、HPが役立つことを理解してもらい、「やらされる」から自分から「やってみた
い」気持ちにする。

・そして、実際の学年や分掌のページ(実際に公開する)という実際に役立つものを
作ることで本気モードで取り組んでもらう。

・最後に、発表会を研修の中で行い、お互いに評価する場面を作ることで、意欲や
やる気をアップする。


◆研修会成功のコツは…プロジェクト学習!

実はいかにすると研修会がうまくいくか何日も前からずっと考えていました。当日
の資料やプレゼンは、前日の夜まですっと手直しをしていました。

プロジェクト学習の手法を取りれよう。未来教育のワークショップのノウハウを使っ
ちゃおう。これまで自分が経験してきたことを生かして今回の研修のプランを考え
ました。

~~~~~~~~~~~~~~~~先生たちの感想から~~~~~~~~~~~~~~

・ホームページ作成の研修は、3回目なので繰り返し聞くごとに内容が分かってく
る気がします。他の方が作られたものを見るのがとても楽しくて「こんな便利なや
り方もあったんだ。」と参考になることが多かったです。今回は、作成のスキルだ
けでなく、意義や活用法がよく分かった気がします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この先生の感想の通り、今回は、作成のスキルについて、詳しくは教えていませ
ん。スキルを教えずに、自分もやってみたいという意欲や意志を生み出すことを
重視しました。そして、個人作業でなく学年等のチームで、相談しながら活動し
てもらいました。


~~~~~~~~~~~~~~~~先生たちの感想から~~~~~~~~~~~~~~
・聞きやすい雰囲気でとてもやりやすかったです。以前HPを作ったことはあった
けど、やはりほとんど忘れていました。「HPのよさ」のお話が印象に残りました。
お忙しい中をたくさん準備をありがとうございました。先生のおかげで「またやっ
てみたい!!」という気持ちになれました。心から感謝申し上げます。先生を尊
敬します!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

えっ!「先生を尊敬します!!」と書いてあって、びっくりしました。なぜかドキド
キしてしまいました。

先生方からの感想を読ませてもらい、私自身も励ましのエネルギーをたくさんも
らいました。

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【2006/09/25 18:35】 | 小学校
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1696号☆
                   2006年9月24日:日曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■ 「薫のデジタルにっし」(49)Slotsve堀内薫
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【連載】

■ 「薫のデジタルにっし」(49)


                   Slotsve堀内薫 (米国ワイオミング州) 
                   kaorus@qwest.net




新学年が始まった。7:45から90分授業が2つ、ランチ50分、プラニング90分、最後
の授業90分で3:00に学校終わりのベルが鳴る。毎日、同じスケジュールで、日本語
レベル1、2、3を秋学期は教えている。生徒の数は約60人。放課後は、こまごまと用
事を片付けて、4時からは女性教職員希望者によるエクササイズのクラスへ行く。

このエクササイズのクラスがなかなかいい。少ないときは3人、多いときは10人以上
集まり、体育で使うトレーニングルームに集合し、一時間弱バックミュージックありで、
ダンベルやメディスンボールなどを使いながら、和気あいあいとエクササイズ。先生も
普通の顔に戻って、わいわい言いながら。たまには仕事などに不満も出るが。

アメリカの大半の高校には職員室らしきものがなく、自分が教える教室が自分のお城
(?)になる。だからこそ、教室のデコレーションに凝ったり、小さい冷蔵庫や電子レン
ジまで置けたりするのだが、下手すれば一日中教室にこもって、同僚たちと言葉をか
わさない日も出てくる。まさしく高校という建物の中に入っている個人商店という感じ。
そんな中で、このエクササイズのクラスはちょっとした交流に役立っている。

近くの小学校や中学校から参加されている先生もいて、ウォーキングしながらいろい
ろ話を聞く事もあり、また高校とは違う問題やシステムを知る事ができる。あるときは、
町の噂。スーパーやファストフードの店での従業員募集の際にするドラッグテストで、
8割以上が陽性と出て、雇う訳にはいかず、よって今、町は従業員不足だったりする
のを知ったのも、ウォーキングの時の無駄話から。

約一時間弱のエクササイズで、心身ともに授業のことから離れる事が出来る。この切
り替えがとてもいい。その日に起こったことを寝るときまで引きずり、疲れきった頭で
次の日に学校に向かう、ということもよくあった私。それがこのエクササイズで、ずい
ぶんふっきれることが出来る。新しい気持ちで学校に向かう事が出来る。

次の日の準備も4時までに終わらせるために、集中できる。多少、やり残した事があ
っても、エクササイズのクラスが終われば家に帰る。家へ仕事は持ち帰らないように
しているので、次の日は朝早く学校に行き、やり残しを片付けるようにしているが。
(それでも追いつかないときは、エクササイズのクラスを休む。こういったことが週に
一回はある。)

とりあえず、学校が始まって一ヶ月。エクササイズのクラスのおかげで、一日のリズ
ムがうまく行っている。三日坊主の私がいったいいつまで続けられるのか分からな
いが、今年度の新しい試みという事で。

話はそれるが、去年は全くやらなかったprofessional development(教員の研修のよ
うなもの)を今年はやり始めた。今、取っているクラスは週に一回、晩二時間。外国
語教授法というクラスだが、理論はさらっと、教室での応用に重きをおいている。

全米の教える事が上手な外国語教師十数人の授業内容などを収録したビデオシリ
ーズを見たり、それに関する論文などを読み、自分の経験やアクティビティについて
シェアしたり、ディスカッションしたりするもの。

これが割とおもしろい。実用的な内容なので、やろうと思えば次の日から自分のクラ
スで試す事ができる。同僚がいろいろなことをしているのを知り、「私もがんばろう!」
という気にさせられるし。

もう一つのクラスは、社会科教師対象だが別に他教科でもいいとのことで来週参加
することになっている。金曜日と土曜日の丸二日、州内外の教授や研究員を招いて
のセミナー。

一回目は、第二次世界大戦。子供たちへの影響力大の先生たち対象のセミナーで
いったいあの大戦がどのように、いろいろな角度から分析されるのか、その教授た
ちの見方も聞いてみたい。(正直、このテーマのときほど、私に英語力とディベート
能力があれば!!と心の底から思う時はない。

アメリカの大学時代の授業で、クラスメートに日本をけちょんけちょんに言われ、社
会科教師希望のクラスメートでさえ、アメリカ善、日本は悪という単純な図式でとら
えていることにショックを受け、「それはちょっと、、、」と思ったものの、ろくに反論で
きなかった私。)

また、話はそれるが、今年も日本からアシスタントの方に来ていただいている。ミシ
シッピーのクニコさんのところへは頼もしそうなアシスタントの方が十月から来られ
るそうだが、私のアシスタントT先生は9/5に荒野のうちの町へ着いた。今のとこ
ろ、「生徒たち、かわいいですね。薫先生からうかがっていたので覚悟してきました
が、思ったよりも素直で安心しました。」と言っていただけてホッ。


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【2006/09/24 18:36】 | アーカイブ
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1695号☆
                   2006年9月22日:金曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
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  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■ 「エンターテインメント教育学」(4)上條晴夫 
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【連載】

■ 「エンターテインメント教育学」(4)

上條 晴夫 


● 国語科指導法

東京で集中講義がありました。国語科指導法です。ことば遊び・質問ゲーム・作文
表現・ミニネタを講義しました。最終日の今日はミニネタ模擬授業コンクールです。
グループ予選を勝ち抜いた13の授業が全体発表をします。20名の児童役学生を
相手に10分間のTT授業を行います。どれも細部までよく工夫してありました。た
とえばいつ・どこで作文。3人1組で「いつ・どこで・だれが・だれと・何をした」と書い
た紙3枚を同時に回して一気に3つの作文を完成させます。「3月9日、野球部の
グランドでドラえもんがイチローとおはじきをした」「3月13日水よう日、電車の中
でネアンデルタール人が松嶋なな子と泊まった」など。大いに盛り上がりました。
学生たちの温かいリアクションが最高だったなと思います。


● 討論技術

名古屋で集中講義がありました。4日間15コマの「討論技術」のワークショップで
す。アイスブレーキングをふんだんに取り入れて和気あいあいの講義になりまし
た。受講生が23名と少なかったのも幸いしました。質問力ゲーム・ショウ&テル・
価値のランキング・ディベートなどメインの活動の後はがっつりとレポートを書い
てもらいます。レポートは赤を入れ翌日には返却します。終了時には学生たちと
もすっかり仲良くなっていました。ワークショップ型の学習スタイルに対する学生
たちの支持率は抜群です。


● 田尻悟郎

NHKで島根の公立中学校で英語教師をする田尻悟郎さんを紹介していました。
有名な先生のようです。最初何気なく見始めましたが、見ているうちにグングン
引き込まれてしまいました。「教師=エンターテイナー」という考えに大共感です。
子どものやる気を引き出すには更に「一対一で向き合うこと」が必要というところ
も納得です。こういう楽しい先生がもっと増えていくといいです。



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===編集日記===

 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第1695号の発行です。

上條先生のブログからの転載作品ですが、興味深い手法と内容ばかりです。何よりも
人、人間ですネ。教師の教授手法はその人の生き方そのものです。更に上條先生の
刺激的で斬新な手法がきっと学生の評価を勝ち得ているのだと思います。

           皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
           sukaji@po.synapse.ne.jp
           梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
  編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp   
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2006年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 

【9月連載予定】 
     
24 1696 「薫のデジタルにっし」(49)Slotsve堀内薫
25 1697 「プロジェクト志向でいこう!」(16)若槻徹 
「学びと評価の一体化を目指して」(44)田中保樹  
26 1698 「知の糧――人生途上で出あった本」(16)杉山武子
27 1699 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(175)高橋りう司
       「参加型学習の可能性」(17)鈴木隆弘
28 1700 「一歩ずつ」(38)岩堀美雪
 「英国の大学院で国際児童福祉を学んで」(5)四宮都也子
29 1701 「教育とメディア考」(10)谷口泰三
【新連載】「教育実習のアラカルト」上西 好悦(京都府)     
30 休刊 ************************

      
【10月連載予定】 

01 休刊 ************************
02 1701 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(176)高橋りう司
03 1702 「教師の視力検査」(8)木原ひろしげ       
04 1703 【新連載】「平和学習・地域研究(仮)」藤本文昭氏(愛媛県)
       http://www.ima-meitoku.ed.jp/yatabun/index.html
05 1704 「わくわく図工室」(36)西尾環
06 1705 「情報を追いかけて、情報に振り回されて」(38)石井清人
07 休刊 ************************
08 休刊 ************************
09 1706  「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(34)堂園晴彦
10 1707 「目線を変えて見えた世界」(39)野元尚巳
11 1708 「国際理解来し方行く末」(38)高木洋子
12 1709 「生徒へ送る心のメッセージ~教師のための新しい視点~」 (2)桑原朱美
13 1710 「子どもにいのちをどう教えたいか」(4)股村美里
14 休刊 ************************
15 休刊 ************************
16 1711 「共に学び高めあう生徒を育てる学級づくり」(49)川端成實 
17 1712 「英国の大学院で国際児童福祉を学んで」(6)四宮都也子
18 1713 「モスポイントたより」(44)クニコホール   
       「こんなんもあります国際交流」(17)原田達明   
19 1714 「薫のデジタルにっし」(50)Slotsve堀内薫
  【新連載】「教師を支える」梶原末廣
20 1715 「数学まるかじり」(2)山崎直和
21 休刊 ************************
22 休刊 ************************
23 1716 「わくわく図工室」(36)西尾環
24 1717 「一歩ずつ」(39)岩堀美雪
「環境問題について」(46)枝廣淳子  
25 1718 「プロジェクト志向でいこう!」(17)若槻徹 
「学びと評価の一体化を目指して」(45)田中保樹 
26 1719 「知の糧――人生途上で出あった本」(17)杉山武子
27 1720 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(177)高橋りう司
       「参加型学習の可能性」(17)鈴木隆弘
28 休刊 ************************
29 休刊 ************************
30 1721 「教育実習のアラカルト」(2)上西 好悦(京都府) 
31 1722 「教育とメディア考」(12)谷口泰三    
       「エンターテインメント教育学」(5)上條晴夫 

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(休載中)「鎌倉だより」(8)・「子どもと読書」(11)北原圀彦
      「翔べない豚さん」山下 莢(13)
      「新聞のある教室風景」(21)植田恭子  
  「教育をみつめて」(43)土橋英光      
      「命の語り部、西村徹さんの講演レポート」(32)梅田美和子   
      「島津斉彬に学ぶプロジェクト学習」(9)寺尾美保
      「霧島プロジェクトを続ける」(5) 
      「平井雷太 学びのパラダイム」(37)平井雷太
「現場からのメッセージ~一緒に乗り越えてきた子供達~」(5)遠藤剛志
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【2006/09/22 18:39】 | 教育全般
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1693号☆
                   2006年9月20日:水曜日発行
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■【新連載】 「数学まるかじり」山崎直和(鹿児島県) 
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【新連載】

■ 「数学まるかじり」(1)


                  山崎 直和(鹿児島県)
                  鹿屋市立鹿屋東中学校 数学教諭 
                  mail@naokazu.com
                  HP:http://www.naokazu.com



次の誕生日で29歳になる山崎直和です。

ひっくり返すと92歳ですね。もしも自分の親が92歳だったらかなりの高齢出産と
いうことになりそうです。(もちろん,違います)

子どもが25歳で,親が52歳。これなら極めて普通のことです。

子どもが13歳で,親が31歳。これもよくあることでしょう。

--------------------------------------

同僚の英語のK先生がちょうどこの「ひっくり返すと親の歳」というパターンでして,
自分の25歳の誕生日のときに,お父さんが52歳だということに気づいて感激した
んだそうです。

とてもおめでたい気分になったK先生。お父さんと「こんな偶然,次は何年後にある
んだろうね?」と考えたんだそうですが,よく分からず,私のところにご質問があっ
たわけです。

皆さんはお分かりでしょうか? 現在「25歳,52歳」の親子が,次に「ひっくり
返すと同じ年齢」になるのは何年後か。

--------------------------------------

実はこのような偶然,

 (1)ある条件を満たす一部の親子に
 (2)10数年に1回しか起こらない

というとても貴重な現象なのです。

「ひっくり返したら同じ歳」である親子の間には,ある共通点があります。それは,
歳の差が9の倍数になるということです。

  52-25=「27」・・・これは9の倍数。
  31-13=「18」・・・これも9の倍数。

ですから,そもそも親子の歳が「9の倍数だけ」離れていなければダメです。という
ことは,お子さんは,親が18歳,27歳,36歳,45歳・・・のときに生まれて
いなければなりません。

次にこの現象が何年に1回起こるかですが,説明が長くなると読んでもらえそうにな
いので答えを言います。

11年に1回です。

「25歳と52歳」の親子が11年後には「36歳と63歳」になり,また11年後
には「47歳と74歳」となります。11年経つと,年齢の1の位も10の位も1ず
つ増える,というのがポイントです。

--------------------------------------

今日ご紹介したのは,星の数ほどある整数の性質の1つです。「なるほど,面白い
ね」と思うと同時に,「不思議だなァ」とか「何でだろう?」と考えてしまうのが人
の常。そうなってくれればしめたもの。その疑問に答えるために,さあ,数学の出番
です。

数学は,決してマニアックで堅苦しい,数字や公式遊びの学問ではありません。
人が誰しも持っている「何でだろう?」という知りたい欲求に,筋道立てて答えを見
つけていこう,とする姿勢こそが数学の原点。

そんな数学の巧妙な論法,楽しい世界を少しでも紹介できればいいと思っています。
しまりのない文章ですが,今後もお付き合いいただければ幸いです。

--------------------------------------

さてさて,本日の話題のおさらい。

親子のめでたい偶然は,自分が9の倍数のときにお生れになったお子さんと,11年
に1回しか味わえない奇跡,ということになるわけです。

ということは結婚をお考えの皆さん,迷ってらっしゃる場合じゃないですよ? 一度
チャンスを逃したら,また11年間待たなければなりません。

・・・ま,そこまで気にしなくてもいいか。

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山崎直和のHP「なんちな」:http://www.naokazu.com
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===編集日記===

 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第1693号の発行です。

【新連載】の 「数学まるかじり」お届けします。自己紹介からいきなり数学の世界へ。
山崎直和先生の軽いジャブです。中高MM久々の数学の連載です。

「人が誰しも持っている<何でだろう?>という知りたい欲求に,筋道立てて答えを
 見つけていこう,とする姿勢こそが数学の原点。」は、学問&研究の共通項かな?
って思いました。中学と高校の両方OKの山崎直和先生の「数学まるかじり」、どうぞ
お楽しみください。HP「なんちな」:http://www.naokazu.com もお薦めです。

           皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
           sukaji@po.synapse.ne.jp
           梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
  編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp   
    【発行部数1683名】(8/31)
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【9月連載予定】 
     
21 1694 「わくわく図工室」(35)西尾環
22 1695 「エンターテインメント教育学」(4)上條晴夫    
23 休刊 ************************
24 休刊 ************************
25 1696 「プロジェクト志向でいこう!」(16)若槻徹 
「学びと評価の一体化を目指して」(44)田中保樹  
26 1697 「知の糧――人生途上で出あった本」(16)杉山武子
27 1698 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(175)高橋りう司
       「参加型学習の可能性」(17)鈴木隆弘
28 1699 「一歩ずつ」(38)岩堀美雪
 「英国の大学院で国際児童福祉を学んで」(5)四宮都也子
29 1700 「教育とメディア考」(10)谷口泰三
【新連載】「教育実習のアラカルト」上西 好悦(京都府)     
30 休刊 ************************

      
【10月連載予定】 

01 休刊 ************************
02 1701 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(176)高橋りう司
03 1702 「教師の視力検査」(8)木原ひろしげ       
04 1703 【新連載】「平和学習・地域研究(仮)」藤本文昭氏(愛媛県)
       http://www.ima-meitoku.ed.jp/yatabun/index.html
05 1704 「わくわく図工室」(36)西尾環
06 1705 「情報を追いかけて、情報に振り回されて」(38)石井清人
07 休刊 ************************
08 休刊 ************************
09 1706  「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(34)堂園晴彦
10 1707 「目線を変えて見えた世界」(39)野元尚巳
11 1708 「国際理解来し方行く末」(38)高木洋子
12 1709 「生徒へ送る心のメッセージ~教師のための新しい視点~」 (2)桑原朱美
13 1710 「子どもにいのちをどう教えたいか」(4)股村美里
14 休刊 ************************
15 休刊 ************************
16 1711 「共に学び高めあう生徒を育てる学級づくり」(49)川端成實 
17 1712 「英国の大学院で国際児童福祉を学んで」(6)四宮都也子
18 1713 「モスポイントたより」(44)クニコホール   
       「こんなんもあります国際交流」(17)原田達明   
19 1714 【新連載】「教師を支える」梶原末廣
20 1715 「数学まるかじり」(2)山崎直和
21 休刊 ************************
22 休刊 ************************
23 1716 「わくわく図工室」(36)西尾環
24 1717 「一歩ずつ」(39)岩堀美雪
「環境問題について」(46)枝廣淳子  
25 1718 「プロジェクト志向でいこう!」(17)若槻徹 
「学びと評価の一体化を目指して」(45)田中保樹 
26 1719 「知の糧――人生途上で出あった本」(17)杉山武子
27 1720 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(177)高橋りう司
       「参加型学習の可能性」(17)鈴木隆弘
28 休刊 ************************
29 休刊 ************************
30 1721 「教育実習のアラカルト」(2)上西 好悦(京都府) 
31 1722 「教育とメディア考」(12)谷口泰三    
       「エンターテインメント教育学」(5)上條晴夫 

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(休載中)「鎌倉だより」(8)・「子どもと読書」(11)北原圀彦
      「翔べない豚さん」山下 莢(13)
      「新聞のある教室風景」(21)植田恭子  
  「教育をみつめて」(43)土橋英光      
      「命の語り部、西村徹さんの講演レポート」(32)梅田美和子   
 「薫のデジタルにっし」(49)Slotsve堀内薫
      「島津斉彬に学ぶプロジェクト学習」(9)寺尾美保
      「霧島プロジェクトを続ける」(5) 
      「平井雷太 学びのパラダイム」(37)平井雷太
「現場からのメッセージ~一緒に乗り越えてきた子供達~」(5)遠藤剛志
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(1)名前(2)ニックネーム(ハンドルネーム)(3)所属(連絡先)
(4)e-mail アドレス(5)中高MMへの感想など
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【2006/09/20 18:41】 | 中学校
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【お知らせ】

■「アルモニ読書会」(10/18 18:30~20:30)


 梶原末廣@インターネット編集長です。
 先日は次の上映試写会を実施しました。

◆映画「ソウル・トレイン(Seoul Train)」(DVD)上映試写会
日 時: 9月16日(土) 17:30開場
               18:00~19:00(上映会)
               19:00~20:30(語り場)
場 所:「アルモニ」(小さな絵本美術館:絵本cafe)
     http://www.granpais.co.jp/harmonie/index.html
内容:DVD上映
    映画「ソウル・トレイン(Seoul Train)」 ~ 脱北者-いのちの叫び ~
          http://www.seoultrain.com/
    Directed by Jim Butterworth, Aaron Lubarsky and Lisa Sleeth
    ソウル・トレイン―― それは時刻表に決して載ることのない極秘列車。出発地点
    さえも明かされていない。 ソウル・トレイン―― それはいのちを賭して北朝鮮を
    脱出してきた人々が、自由と安住の地を求め、最後の望みをたくして乗車する片
    道列車。 ソウル・トレイン―― 分かっていることはただ一つ。終着駅は韓国の
    首都・ソウルであるということ。 生きるために中国へと逃れてきた脱北者。しかし、
    中国で彼らを待ち受けているのは、中国政府による弾圧と、その後の強制送還。
    「こんな中国にはいられない!」 こうして、各国の活動家たちが立ち上がり、ソウ
    ル・トレインを走らせるための「アンダーグラウンド・レイルロード」ができあがった。
    果たして彼らは終着駅にたどり着けるのか。


 さて、上記試写会に12名もの参加をいただきました。ありがとうございます。
 90分~120分で構成してもよい、実に内容の濃いものでした。また、参加者個々の
意識や知識の度合いも関係して表層を周回するに留まりました。中でもさらにたくさん
の方々に視聴いただいて云々。それだけ価値のあるものでした。
 まず皆で状況について知識を得ることが大切との合意を見ました。
 
 「読書会」から始めませんか? ということになりました。

 テキストは

1.「北朝鮮脱出」〈上〉地獄の政治犯収容所 (文庫)
  姜 哲煥
  出版社: 文藝春秋 (1997/02) ASIN: 416710914X

2.「北朝鮮脱出」〈下〉氷上の逃走 (文庫)
  姜 哲煥
  出版社: 文藝春秋 (1997/02) ASIN: 4167109158


  出版社/著者からの内容紹介
  恐るべき政治犯収容所に十年及び一年余にわたり閉じ込められた二人の青年が
   暴いた身の毛もよだつ体験と自由社会への必死の逃亡記
  内容(「BOOK」データベースより)
  九歳の夏、家族とともにいきなり耀徳政治犯収容所に幽閉され、十年にわたり
  地獄の苦しみを味わった姜哲煥。好奇心にかられて密かに中国を訪れ、帰国後
  一年余り同じ収容所で辛酸をなめた安赫―これまで秘密のヴェールに包まれて
  いた北朝鮮の政治犯収容所の恐るべき実態を、二人の青年が初めて白日の下に
  晒した衝撃の手記。

  来月は

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■ 「アルモニ読書会」開催


日 時: 9月16日(土) 18:00開場
                18:30~20:00

場 所:「アルモニ」(小さな絵本美術館:絵本cafe)
     http://www.granpais.co.jp/harmonie/index.html

内容:読書会

テキスト:「北朝鮮脱出」(上)・〈下〉 姜 哲煥
      出版社: 文藝春秋(文庫)

参加者:15名程度

参加費:飲みもの代

* 上記のテキストは「アルモニ」にて、お取り寄せしています。参加いただける方、
  メールまたは携帯にてお申し込みください。
  e-mail: kanoyu@po.synapse.ne.jp
携  帯: 090-1346-3090
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【2006/09/19 18:23】 | イベント(セミナー&ワークショップ)
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 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第1691号☆
                   2006年9月18日:月曜日発行
  編集・発行 梶原末廣   sukaji@po.synapse.ne.jp
http://kamaken.homelinux.org/~kajihara/sukaji/
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
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■「モスポイントたより」(43)クニコホール   
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【連載】 


■「モスポイントたより」(43)

                      
                クニコホール(アメリカ数学および日本語教師)
   kuniko@usa.com



今年は去年よりさらに多くのハリケーンが来るだろうという予想を裏切って、い
まのところこのあたりメキシコ湾一帯にはまだひとつもきていなくほっとしてい
ます。ハリケーンのシーズンは11月までなのでまだ油断はできませんが。

新学期が始まってからもう一ヶ月以上がたちました。五月までいたシニアが卒
業してしまいちょっとさびしいけれど、変わりに新しいシニアが少し落ち着いた
表情で校内を歩いています。ジュニアハイから来た9年生は体つきもまだ小さ

い子もたくさんいていたずらそうな目でちょこちょこしています。

今年は五つの日本語クラスとひとつの数学のクラスを受け持つことになり去年
と逆になりました。日本語の生徒数はなんと76人に増えました。

去年までは日本語をとっている生徒は漫画に凝っているとかオタク系と日本大
好き系が圧倒的だったのですが、今年はそれらに混じって何で日本語クラスに
いるのかわからないような生徒もかなりいます。いまだに日本語のことをチャイ
ニーズといっている子もいれば、すでに行われた保護者会に一家全員で来て
この子の長年の夢がかないましたと手をとって喜んでくれている母親もいます。

生徒数が増えれば当然素行問題の方も増えます。スペシャルエド(Special
Education)からinclusionで来ている生徒たちもかなりいます。スペシャルエド
の生徒でも日本語に以前から興味を持ちこのクラスでも素晴らしい成績をとっ
ている子供たちがたくさんいるのですが中にはADDでじっとして座っていられ
ない子や異常に興奮したり,トイレに行くといって出て行ったきりかえってこな
い生徒もいます。


毎週金曜日はヴィデオデイで授業の後半25分くらいはヴィデオをみます。上
甑の原田先生が送ってくださった永遠の名作である上甑中学の紹介ヴィデオ
が見つからないので同じく原田先生からの各学年の生徒の写真集をDVDに
したものをみました。

一時間目だけある他校とのディスタントラーニングクラスでは他校のピカユー
ン高校がDVDをとても気に入り手紙を出したいと自発的に言い出したので今
回は早めに準備しようと思っています。

来週の月曜日にあるチャプターテストのボーナスクエスチョンとして今日見た
上甑のDVDの感想を書きなさいと質問を作りました。友達と話していてDVD
を見ていなかった生徒には罰として。

10月の半ばから初めてのアシスタントの方が来てくださることになっています。
生徒数が多くててんてこ舞いしているので一日でも速く来て欲しいです。

それとアシスタントの方のモスポイントの生徒の印象と私の生徒が日本から
来た若者をどう思いどう受け入れるか(またはどう拒否するか)楽しみにして
います。これで中高マガジンに書く話題も増えそうだし。


このアシスタントの件についてちょっとお話しすることがあります。夏に日本
に帰ったときについでなので東京にある協会の方とお会いしてアシスタント
の方をお願いしました。

私がハリケーンの被害地であるミシシッピーで教えていることを知ると協会
の方はちょっと困った顔をして先日、日本の学生さんにやはり被害地である
フロリダの学校をアシスタントとして紹介したら、被害地であることを怖がっ
て断られたというのです。

私は非常に驚き、がっかりし、そして腹立ちました。日本に来る前にアメリカ
各州からハリケーンの被害地に数多くのボランティアの人たちがあらゆる奉
仕をしに来ているのを見ています。


実際私の家にもヴァージニアテク大学の生徒が20人くらい私の小さい家の
屋根にのって張替えをしてくれたりほかのグループがペンキを塗ってくれた
り。すべて無料奉仕です。私がありがとういうと向こうに手伝わせてくれて
ありがとうといわれました。

私は協会の人に正直に私の思っていることを伝えました。被害地だから行
ってみたいというべきではないですか。あなたも怖がる人がいたらそうじゃ
ないんだといってくださいと。


私は日本人の事なかれ主義にがっかりし、もうアシスタントは要らないと自
分に言い聞かせて年老いた母のいる実家に帰ってきました。数日後、実家
に協会から電話がありました。そういうところに行ってみたいという人が見
つかったと。

大分県にある大学に在学中の20歳の男性です。


モスポイントハイを卒業した息子がワシントンDCにある大学に入学しまし
た。何度もそんな遠くに行かなくてもいいと思い、やめさせようとしましたが
だめでした。

先日電話で話したときは学生食堂で最後に食べてから寝るまでに4.5時
間あるのでおなかがすいてしょうがないとのことでした。不安ながらまった
く新しい環境を楽しんでいるようです。ミシシッピーの田舎町からアメリカの
首都へ。

私も一人の生活を本当に楽しんでいます。


上の息子もいまは働いていますが来学期からはミシシッピーにある大学に
戻ります。

10月には息子と同い年くらいの男性が日本からやってきます。何か不思
議な気がします。


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===編集日記===

 皆様に支えられて「日刊・中高MM」第1690号の発行です。

 1年前を考えるとクニコホールさんの周囲もかなりの変貌を遂げていますね。昨年は
ハリケーンのせいで生活そのものが混乱しました。今年はハリケーンの被害もなくもと
の暮らしが出来ている様子ですね。学校の様子も昨年以上に活気を呈しているようで
す。子どもさんも成長しクニコサンの寂しさも分かりますが、将来が楽しみです。また、
日本からの大学生とアシスタントも期待大ですね。

           皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
           sukaji@po.synapse.ne.jp
           梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
  編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp   
    【発行部数1683名】(8/31)
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2006年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 

【9月連載予定】 
 
19 1692 【お知らせ】「アルモニ読書会」(10/18 18:30~20:30)
       「鎌倉だより」(8)北原圀彦・「子どもと読書」(11)北原圀彦
20 1693 【新連載】「数学まるかじり」山崎直和(鹿児島県)
21 1694 「わくわく図工室」(35)西尾環
22 1695 「エンターテインメント教育学」(4)上條晴夫    
23 休刊 ************************
24 休刊 ************************
25 1696 「プロジェクト志向でいこう!」(16)若槻徹 
「学びと評価の一体化を目指して」(44)田中保樹  
26 1697 「知の糧――人生途上で出あった本」(16)杉山武子
27 1698 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(175)高橋りう司
       「参加型学習の可能性」(17)鈴木隆弘
28 1699 「一歩ずつ」(38)岩堀美雪
 「英国の大学院で国際児童福祉を学んで」(5)四宮都也子
29 1700 「教育とメディア考」(10)谷口泰三
【新連載】「教育実習のアラカルト」上西 好悦(京都府)    
30 休刊 ************************

      
【10月連載予定】 

01 休刊 ************************
02 1701 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(176)高橋りう司
       【新連載】「教師を支える」梶原末廣
03 1702 「教師の視力検査」(8)木原ひろしげ       
04 1703 【新連載】「平和学習・地域研究(仮)」藤本文昭氏(愛媛県)
       http://www.ima-meitoku.ed.jp/yatabun/index.html
05 1704 「わくわく図工室」(36)西尾環
06 1705 「情報を追いかけて、情報に振り回されて」(38)石井清人
07 休刊 ************************
08 休刊 ************************
09 1706  「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(34)堂園晴彦
10 1707 「目線を変えて見えた世界」(39)野元尚巳
11 1708 「国際理解来し方行く末」(38)高木洋子
12 1709 「生徒へ送る心のメッセージ~教師のための新しい視点~」 (2)桑原朱美
13 1710 「子どもにいのちをどう教えたいか」(4)股村美里
14 休刊 ************************
15 休刊 ************************
16 1711 「共に学び高めあう生徒を育てる学級づくり」(49)川端成實 
17 1712 「英国の大学院で国際児童福祉を学んで」(6)四宮都也子
18 1713 「モスポイントたより」(44)クニコホール   
       「こんなんもあります国際交流」(17)原田達明   
19 1714 「鎌倉だより」(9)北原圀彦
       「子どもと読書」(12)北原圀彦
20 1715 「数学まるかじり」(2)山崎直和
21 休刊 ************************
22 休刊 ************************
23 1716 「わくわく図工室」(36)西尾環
24 1717 「一歩ずつ」(39)岩堀美雪
「環境問題について」(46)枝廣淳子  
25 1718 「プロジェクト志向でいこう!」(17)若槻徹 
「学びと評価の一体化を目指して」(45)田中保樹 
26 1719 「知の糧――人生途上で出あった本」(17)杉山武子
27 1720 「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」(177)高橋りう司
       「参加型学習の可能性」(17)鈴木隆弘
28 休刊 ************************
29 休刊 ************************
30 1721 「教育実習のアラカルト」(2)上西 好悦(京都府) 
31 1722 「教育とメディア考」(12)谷口泰三    
       「エンターテインメント教育学」(5)上條晴夫 

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(休載中)「翔べない豚さん」山下 莢(13)
      「新聞のある教室風景」(21)植田恭子  
  「教育をみつめて」(43)土橋英光      
      「命の語り部、西村徹さんの講演レポート」(32)梅田美和子   
 「薫のデジタルにっし」(49)Slotsve堀内薫
      「島津斉彬に学ぶプロジェクト学習」(9)寺尾美保
      「霧島プロジェクトを続ける」(5) 
      「平井雷太 学びのパラダイム」(37)平井雷太
「現場からのメッセージ~一緒に乗り越えてきた子供達~」(5)遠藤剛志
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(4)e-mail アドレス(5)中高MMへの感想など
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【2006/09/18 18:42】 | 中学校
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